文部科学省では、学校において児童生徒と関わるにあたり、教職課程で学ぶ学生に、大学等の授業の内外を通じて、学修の機会を確保しています。以下のコンテンツについては、教育実習や学校支援ボランティアにおいて重要な内容となりますので、事前に確認し、理解しておきましょう。


生命(いのち)の安全教育

《令和7年11月5日》

生命の尊さを学び、性暴力の根底にある誤った認識や行動、また、性暴力が及ぼす影響などを正しく理解した上で、生命を大切にする考えや、自分や相手、一人一人を尊重する態度等を発達段階に応じて身に付けることを目指すものです。子供たちを性暴力の加害者、被害者、傍観者にさせないための「生命(いのち)の安全教育」の推進が重要です。

指導の手引きだけでは授業のイメージがつかみづらいため、指導例動画やリーフレット、ワークシート、各段階別教材・授業展開例等が以下のURLで公開されていますので、視聴、確認してください。

性犯罪・性暴力対策の強化について:文部科学省

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「生命(いのち)の安全教育」指導例動画

幼児期 YouTube

小学校(低・中学年) YouTube

小学校(高学年) YouTube

中学校 YouTube

高校 YouTube

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心肺蘇生等の応急手当に係る取組

《令和6年6月3日》

児童が小学校の学校給食を喉に詰まらせて窒息する事故が発生しました。学校の管理下において事故等が発生した際、学校及び学校の設置者は、児童生徒等の生命と健康を最優先に迅速かつ適切な対応を行うことが重要であり、そのためには、学校の体制を整備し組織として対応できるようにしておくとともに、教職員が一次救命処置の方法や心構えについて適切に理解を深め、習熟しておくことが必要です。

「応急手当講習」の受講を推奨しますが、消防庁Webサイトで公開している e-ラーニング「応急手当 WEB 講習」で座学部分を事前受講してください。

応急手当WEB講習


法教育

法教育とは、法律専門家ではない一般の人々が、法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身に付けるための教育です。平成28年6月の選挙権年齢の引下げや令和4年4月の成年年齢及び裁判員対象年齢の引下げ等に伴い、法教育の必要性は近年ますます高まっています。法務省では、法教育に関する様々な取組を推進しています。

法教育に関する教材やモデル授業例といった各種資料や、法教育セミナーの開催案内等が以下のURLで公開されていますので、確認してください。